桃は籠の鳥なのだ、冬獅郎が買ったカナリア。
カナリアは、色よい声で啼いていれば良い。
ここにはいないはずなのに、ここにいると感じてしまう。閉じ込められていると感じてしまう。
あまりに美しい白銀の雪は、まるであの人の髪のようだ。銀糸に輝く誰もが見惚れるあの髪に。
白い着物に描かれた赤い華。袖にもそれが散っていて、それを翻して踊るように舞い続ける。
乞うご期待!!
なーんて、気になってくださったなら幸いです。
なんの話かって?もちろん、次の・・・。
(2008/3/31 収納:臣)
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